IVUオンラインニュース日本語版 バックナンバー
2006年12月号
IVUオンラインニュース 2006年12月号
【 目次 】
1) IVUに新たに二団体が加盟
2) IVUワールド・ベジタリアン・コングレス2008の申込み受付開始
3) IVUインディアYahoo! グループがスタート
4) ベジデミック・ブログ、ゴアのコングレスをきっかけに開設
5) 地球温暖化に関するウェブサイト
6) 地球温暖化に関する配布物・チラシ 簡単ダウンロード
7) パソコンで「ベジタリアンTV」をみよう
8) インターナショナル・ビーガン・フェスティバル IN インド、2007年9月10月
9) アジア・ベジタリアン・コングレス IN 台湾、2007年11月
10) 鳥インフルエンザについての本のご紹介
11) エンターテイメント <必見映画情報>
12) アニマル・エシックス・センター、オックスフォードにオープン
13) 明らかなことがより明らかに、そしてより多くの人が行動を起こし始めています
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1) IVUに新たに二団体が加盟しました
中国素食連盟(CVU: Chinise Vegetarian Union)が加盟。
ホームページ http://www.cvu.org.cn
担当者 Ying Huang
パックス・アフリカ(Pax Afirica)
準加盟団体
電子メールアドレス afb@wananchi.com
担当者 Neville Fowler
以上の二団体をIVUファミリーに歓迎します!
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2) IVUワールド・ベジタリアン・コングレス2008の申込み受付開始
早めに計画をたてるのが好きなあなたに朗報です! ドイツはドレスデンで開催され
るIVUワールド・ベジタリアン・コングレス2008(7月27日(日)〜8月3日(日))の
事務局は早速オンライン受付を開始しました。アドレスはこちら
http://www.ivu.org/congress/2008/
オンラインではほかにも、ドレスデンの街の様子や、会場について、ツアー情報な
ど、コングレスについての情報を閲覧できます。
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3) IVUインディアYahoo! グループがスタート
インドの菜食主義に興味がある方。2006年9月にゴアで開催されたIVUワールド・ベジ
タリアン・コングレスを機に、IVUはインディアYahoo! グループを開設しました。こ
のグループではインドの菜食事情や、国外移住したインド人にも関連あるトピックな
ど、ディスカッションすることができます。
登録はこちらからhttp://groups.yahoo.com/group/ivu-india
このグループは、インドのIVUコーディネーター、Shankar Narayan(シャンカー・ナ
ラヤン)が管理人をつとめています。登録の際、なにか不具合がありましたら、管理
人あてにEメール(vn.shankar@yahoo.co.in)でお問い合わせください。
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4) ベジデミック・ブログ、ゴアのIVUワールド・ベジタリアン・コングレスをきっか
けに開設
ゴアで開催されたIVUワールド・ベジタリアン・コングレスの香港からの参加者が、
コングレスでの経験をきっかけに、ブログを立ち上げました。その名も
「Veggiedemic(ベジデミック)」(「流行性の」という意味のepidemic(エピデ
ミック)にかけている)。
アドレスはこちら。http://veggiedemic.blogspot.com
ブログ制作者はこのように語っています。
「以前のわたしは自分の食の選択についてあまり人に話さないようにしていました
が、コングレスをきっかけに今はもっとオープンになって、家族や友人と菜食につい
て話をするようになりました。他のコングレスの参加者二人と話し合ってブログを立
ち上げることを決めました。この二人とはコングレスで初対面でしたが、その後一緒
に旅行したりと、とても仲良くなりました。菜食を普及することについて考えや経験
を多くの人たちとシェアしていきたいという思いから、このブログを立ち上げること
にしました」
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5) 地球温暖化に関するウェブサイト
先月IVUニュースにて地球温暖化と肉食の関連性についてのウェブサイトをリスト
アップしました。さらにもうひとつご紹介しましょう。これはトロント・ベジタリア
ン・アソシエーションの努力の賜物です。``Global Warming: The inconvenient
truce about what we eat`` by Stephen Leckie, July 4, 2006 (「地球温暖化、食
の選択にまつわるやっかいな真実」スティーブン・レッキー、2006年7月4日)。さま
ざまな温室効果ガスについて、そして人間の選択がいかに温室効果ガスを生み出すか
(遠方から運搬されてきたものを食べるといったような選択も含めて)について分か
りやすく解説しています。http://www.veg.ca/issues/e-climate-change.html
映画 “An Inconvenient Truth(邦題: 不都合な真実)”は現在、DVDで入手可能です。
さらに、国連は11月29日に、畜牛と地球温暖化をはじめとした環境破壊との関連性に
ついてレポートを発表しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=20772&Cr=global&Cr1=environ
世界的に33パーセントの耕作地が家畜飼料を育てるために使用されているという事実
をレポートしています。しかし、レポート作成者は、対応策として肉食の量を減ら
す、またはやめるということまでは言及していないようです。
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6) 地球温暖化に関する配布物・チラシ 簡単ダウンロード
イギリスのオックスフォード・ベジタリアンズ所属のポール・アップルビー
(applevegan@waitrose.com)作成、地球温暖化と畜産との関係に関するA5サイズの
チラシを、IVUメンバー組織に自由に利用していただけます。チラシの文面は以下の
とおりです。
Q. わたしの食生活が気候変動になにか関係があるのでしょうか?
A. 大ありです! あなたの想像以上に。
さまざまな食料を生産し加工する過程に必要な化石燃料の量と、家畜によって排出さ
れるメタンガスや亜酸化窒素の係数の比較研究が、シカゴ大学の研究チームによって
おこなわれました。それによると、エネルギー摂取の28パーセントが動物性である典
型的な米国の食生活は、植物性だけで同じ量のエネルギー摂取をした場合とくらべ
て、年間一人当たり1.5トン近くもより多くの二酸化炭素を生成していることが分
かったのです。(二酸化炭素は地球温暖化の原因となっている温室効果ガスの主たる
ものとして、気候変動に拍車をかけている。イギリスでは食事のエネルギー摂取量の
30パーセントが動物性である。)この量がどれほどのものなのか、車の二酸化炭素排
出量と比較してみましょう。米国市場における典型的なセダン型乗用車の二酸化炭素
年間排出量は、最もエネルギー効率の優れた車に比べてちょうど1トンを少し上回る
量であったということです。よって、菜食ベースの食生活もしくは完全菜食(ビーガ
ン)を選択すること、しかも地元で生産された有機野菜をなるべく選ぶこと、これに
よってわたしたち一人一人が二酸化炭素の足跡を大幅に減らすことができるととも
に、人類の明日をおびやかす気候変動の歯止めに貢献することができるのです。
「環境に優しい車に乗り換えるよりも、ビーガンになることの方が、温室効果ガスを
減らすためにより大きな貢献ができるのです」 ジョナソン・ポーリット
参考資料
・Diet, Energy and Global Warming. Gidon Eshel and Pamela Martin, Earth
Interactions, March 2006.
http://geosci.uchicago.edu/~gidon/papers/nutri/nutriEI.pdf
・National Diet & Nutrition Survey: Adults aged 19 to 64, Volume 2, 2003.
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/ndnsv2.pdf
・Hard to swallow. Jonathon Porritt. The Guardian, 4 January 2006,
http://society.guardian.co.uk/societyguardian/story/0,,1677089,00.html
・The Climate Outreach Information Network, 01865 727911,
http://www.COINet.org.uk
・The Earthday Network, http://www.earthday.net
・The Vegan Society, 0845 4588244, http://www.vegansociety.com
・The Vegetarian Society, 0161 925 2000, http://www.vegsoc.org
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7) パソコンで「ベジタリアンTV」をみよう
科学技術は日々進歩していますが、ベジタリアンも遅れをとってはいません。例え
ば、ベジTV (http://www.vegtv.com) を運営しているMarie Oser
(marie@vegtv.com)。彼女は今年ゴアでおこなわれたIVUワールド・ベジタリアン・
コングレスの参加者の一人です。ベジTVは菜食、健康、栄養、環境などに関する220
種類以上のビデオを配信しています。ビデオは無料で視聴でき、有名人のインタ
ビュー、料理の実演、旅行ビデオなどがあります。マリーがコングレスの後で撮った
インドのビデオも視聴できます。
ベジTVと同様に、イギリスのビーガン・ソサイアティー前理事長であるKarin
Ridgersが運営するベジー・ビジョン(Veggie Vision、www.veggievision.com)とい
うインターネットテレビもあります。彼女は、健康的かつ思いやりのある番組をと、
テレビ局と1年以上もやり取りをしていた結果、「時代の先を行き過ぎている」と言
われてしまったという経緯があります。そして自分でインターネットテレビを立ち上
げようと思い立ち、ベジー・ビジョンが生まれました。
両者ともテレビ業界において経験豊かであり、質の高い制作物を提供してくれていま
す。
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8) インターナショナル・ビーガン・フェスティバル IN インド、2007年9月、10月
インド カルナータカ州Murdeshwarにおいて2007年9月30日から10月6日までインター
ナショナル・ビーガン・フェスティバルが開催されます。ビーガンが一堂に会するこ
のフェスティバルは、美しい景色を楽しみ充電しながら、人脈づくり、意見交換の絶
好の機会です。ビーガンでない人にとっては、新しい分野の探求・経験の機会となる
でしょう。http://www.indianvegansociety.orgで詳細をご確認ください。
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9) アジア・ベジタリアン・コングレス IN 台湾、2007年11月
2007年11月3日〜7日にかけて台湾のカオシュンで行われる第3回アジア・ベジタリア
ン・コングレスの打ち合わせが着々と行われています。今後のIVUオンラインニュー
スにジャシュ・シャー(Jashu Shah)によるレポートを掲載する予定ですので、お楽
しみに。
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10) 鳥インフルエンザについての本のご紹介
マイケル・グレガー医師は米国動物愛護協会(The Humane Society)の「衛生と畜産
動物部門(Public Health and Animal Agriculture)」の主任を務めています。グレ
ガー医師はホームページhttp://www.vegamd.comを運営している他、オンライン
ニュースレターhttp://www.DrGreger.org/newsletters.htmlを発行しています。
グレガー医師は最近、鳥インフルエンザに関するオンライン書籍
http://www.BirdFluBook.orgを発行しました。鳥インフルエンザは以前ほど騒がれな
くなりましたが、現在でもウィルスは根絶されておらず、新しい型が生まれ、人間や
動物は無防備な状態にあるのです。
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11) エンターテイメント <必見映画情報>
ベジタリアンなら見たいと思う映画2本をご紹介。
『シャーロットのおくりもの』は豚の命を救うクモと女の子のお話。古くからある必
読書的な本の映画化です。この映画では、ジュリア・ロバーツ、オプラ・ウィンフ
リー、ロバート・レッドフォードなどの多くの有名人が声の出演をしています。
映画の「クモの巣」、じゃなくて「ウェブ」はこちら。
http://www.charlotteswebmovie.com/site/index.php子供向けのゲームもあります
よ。
もうひとつの注目映画、『ファースト・フード・ネイション』。
http://www.foxsearchlight.com/fastfoodnation エリック・シュロッサーの同タイ
トルの本に基づいた映画。ベストセラーとなったこの本は、ファースト・フードの歴
史をたどるとともに、健康面だけでなく経済や文化面にもおけるファースト・フード
の影響について論じています。一方、映画版では、ノンフィクションの本をよりわか
りやすく表現しようと、フィクションの語りが入っています。アメリカでは映画はす
でに封切られていますが、レビューはさまざまなようです。
http://movies.yahoo.com/movie/1809423122/info
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12) アニマル・エシックス・センター、オックスフォードにオープン
オックスフォード・センター・フォー・アニマル・エシックス
(http://www.oxfordanimalethics.com)は動物に関する倫理問題を知的議題として
取りあげていくことを目的としています。これまで10カ国以上から100人以上もの研
究者がアドバイザーとなることに同意しました。当センターは動物に関しての進歩的
な考え方を普及させるため、独立シンクタンクとして活動をしていきます。
動物虐待と人間(にとって)の暴力の関係という研究が、当センターの研究テーマの
ひとつです。このことについて探求をしているノーベル賞受賞者のJ. M. クッツェー
がセンターの一人めの名誉会員となります。その他、目下取り組み中のプロジェクト
として動物倫理に関するオンライン講座、モノグラフ(研究論文)シリーズ、そして
アニマル・エシックス定期刊行物の発行です。
センターの初代所長であるオックスフォードの神学者、アンドリュー・リンゼイ師は
このように語っています。「動物に関する倫理的な問題というものは、何世紀にもわ
たって研究者や哲学者によって認識されてきました。今必要なのは、この問題がより
広く認識されるようになることであり、現代では進歩的な考え方が主流になりつつあ
る兆しが見えます。重大なことに、ヨーロッパの法律では動物は感覚のある生き物だ
と認識されており、イギリスでは一世紀もの間先延ばしにされてきた動物福祉に関す
る最も明確な法律がもうすぐ制定されようとしています。
「わたしたちは動物の問題というものが社会で認識され、理性的に話し合われるよう
になるよう努力していかなければなりません。わたしたちが動物に対する考え方を考
えない限り、動物の世界を変えることはできないのです。当センターは倫理的な考え
方を普及させ、情報に基づいた公の議論に貢献していくべく活動していきます」
センターの問合せ先
Professor Andrew Linzey, (+44) (0)1865 201565;
director@oxfordanimalethics.com
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13) 明らかなことがより明らかに、そしてより多くの人が行動を起こし始めています
長い間、人間は他の動物種と比べて自分たちを差別化しようとしてきましたが、マイ
アミ・ヘラルド紙のレポートはそんな風潮に注意を喚起しています。
http://www.miami.com/mld/miamiherald/news/opinion/15975425.htm
人間は道具を使用するからすぐれている、特別だといった根拠は、こういった証拠を
前に説得力がありません。実際に、動物とある程度の時間をすごしたことがある人な
ら、動物は知性や感覚がある生き物だということを知っているはずです。
今日、他の動物種を擁護しようという人々は増えてきています。最近の事例として
は、オランダで11月6日に行われた議会選挙で、パーティー・フォー・アニマルズが2
議席を獲得しました。この党に関する情報は以下のリンクからご覧になれます。
http://www.iht.com/articles/ap/2006/11/19/europe/EU_POL_Netherlands_Animals_
Party.php
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IVUオンラインニュースに情報を寄せてください!
ベジタリアン活動家のみなさま
あなたの知識や考え、経験を、世界と共有する手段としてこのニュースレターを活用
してください。例えば、以下のような情報をどしどしお寄せください。
A. 「Love Us, Not Eat Us(愛してちょうだい、食べないでちょうだい)」というフ
レーズつきの動物(コンパニオン・アニマルと畜産動物の両方)の絵のステッカーを
どうやって注文するか。
B. 殺されたニワトリの絵のポスター、どうやって実際に血が滴っているようなポス
ターをつくるか。
C. ポットラック・パーティーに関するアイディア
D. 講演に関する情報
E.. カレンダーに追加すべき特別なベジタリアン・デーについての情報。例えば、今
回のゴアのIVUコングレスでプロモーションがあった11月25日のインターナショナル
・ミートレス・デーなど。
F. 人々や政府、企業、組織などに働きかけて、菜食の理解を深めることに成功した
事例。
G. 菜食に関しての科学的な情報。例えば、食肉産業が地球温暖化に与える影響、動
物も考えたり感じたりする、動物も個性がある、といった情報。
H. 役に立つホームページのリンク
I. 資金集めに関するアイディア
みなさんも大変お忙しく、メールを書くのは大変かもしれません。もしそちらで発行
しているニュースレターがありましたら、ぜひわたしを登録しておいてください。
菜食の輪をますます広げていくべく、今後のみなさんとの活動がとても楽しみです。
george@vegetarian-society.org
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NPO法人日本ベジタリアン協会・日本語版IVUオンラインニュース(翻訳:JPVS評議員/細井純子)は、International Vegetarian Union (IVU) のオンラインニュースレターを翻訳したものです。
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日本語版を転載・リンクされる場合は、出典を 「NPO法人日本ベジタリアン協会・日本語版IVUオンラインニュース」 ならびに 「www.ivu.org/news 」 として表記してくださいますようお願いします。
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日本ベジタリアン協会は、IVUオンラインニュースの内容およびその翻訳について責任を負いかねますのでご了承ください。
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こちらのIVUのページ (http://www.ivu.org/onlinenews.php) から二ュースレター英語版を購読できます(無料)。 |