認定NPO法人 日本ベジタリアン協会は、ベジタリアン・ヴィーガン食品(JAS0025)やレストラン、ケータリング等(JAS0026)の JAS認証機関 で、農林水産大臣に代わり、これらの JAS認証を行っています。
日本農林規格JAS0025およびJAS0026のまえがきに「この規格は、日本農林規格等に関する法律第4条第1項に基づき、 認定NPO法人 日本ベジタリアン協会から、 日本農林規格原案を添えて日本農林規格を制定すべきとの申出があり、日本農林規格調査会の審議を経て、農林水産大臣が制定した日本農林規格である」と農林水産省HPに示されるように、本協会が 30年を超える活動実績によりプロジェクトリーダーとして、べジタリアン・ヴィーガンJAS を作成しました。本協会のJAS検査員は21名で北海道から九州まで網羅し、スムーズな検査体制を整えています。
JAS認証、民間認証とは、ここが違う!
このJAS認証 は国による公的なベジタリアン・ヴィーガン認証で、2021年に制定されたベジタリアン・ヴィーガンの国際規格ISO23662に準拠したものです。
協会創立30周年・ベジJAS元年 IVU会長などVIPメッセージ!
動画を観て知ろう!
YouTube 農林水産省 FAMIC JAS より
「ベジタリアンとヴィーガンの方のためのJASができました!」
英語版はこちら!
Watch this video to understand “Vegetarian/Vegan JAS”!
YouTube From the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries FAMIC JAS
“JAS for vegetarians and vegans have been established!”
・ヴィーガンJAS(食品・レストラン・ケータリング・料理教室)認証第1号
弊協会は農水省よりJAS認証機関として、「ベジ・ヴィーガン加工食品」(JAS0025)と「ベジ・ヴィーガンレストラン・ケータリング等」(JAS0026)のJAS認証を行っております。
JAS0026第1号は「内閣府食堂」を運営されている (株)ニッコクトラスト様、JAS0025第1号は (株)小杉食品様の「とろーりきざみ昆布たれ付き国産小粒納豆」が、日本初のヴィーガンJASとして認証されました。 また、ケータリング第1号はMERCY Vegan Factoryを運営されている (株)イージーリンク様、ヴィーガン料理教室第1号には (株)フウ未来生活研究所様のつぶつぶ早稲田料理教室が厳正な審査のもとヴィーガンJASに認証されました。これら国の公的なベジ・ヴィーガンJAS認証は、民間認証とは一線を画した国際基準(ISO23662)をクリアしたものです。
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日本にはベジ・ヴィーガンを総括的に捉えた書物がない。そのために、専門家たちが力を結集!「内容は高く、でも、分かりやすく」をコンセプトに、ベジ・ヴィーガンの歴史や理念、欧米・アジアの現状、生菜食、動物倫理、そして医学、栄養学、環境学、哲学から菜食にアプローチした学際的な解説書、ここに誕生! 日本ベジタリアン学会と弊協会が全力を注いだ、高度でグローバルなベジタリアンとヴィーガンの最新情報を網羅した書籍が3月15日に福音社から出版されました。第1回日本ベジタリアン大賞受賞者で我が国のベジタリアニズム啓発のパイオニアである鶴田静のプロローグで始まり、認定NPO法人日本ベジタリアン協会代表で元IVU学術理事を務めた垣本充が理念や歴史を、日米の医師免許を有する山形謙二と米国登録栄養士で栄養学博士の仲本桂子が最新の情報による生活習慣病予防など医学と栄養学からのアプローチを、実践家であり国際的ローヴィーガン研究者の、いけやれいこが日米の生菜食を、農学博士で数多くの環境学に関する論文を著している中川雅博が菜食と地球環境問題を、また、米国のベジNGOで活動したジャーナリストの加藤裕子が、欧米のみならず、中南米、アジア、アフリカのべジ・ヴィーガン情勢を、その他、動物倫理に関する哲学的アプローチや市民活動などを記述し、日本ベジタリアン学会会長の高井明徳によるエピローグで締めくくられた、 これ1冊でベジ・ヴィーガンの全てがわかる書物の誕生です。(敬称略)詳細はココ
・ソイフードジャーナル3月号「今日はべジ気分」に日本初『チャイナ・スタディ』(日本語版)出版者の佐藤八郎さま紹介!
ソイフードジャーナル3月号「今日はべジ気分」に日本初『チャイナ・スタディー』(日本語版)を出版されたグスコー出版社長の佐藤八郎さまが紹介されました。『チャイナ・スタディー』(日本語版)は1万部を突破するベストセラーとなりました。 詳細はココ
・「ロ―ヴィーガン・スムージー体験会」のご報告!
3月3日に開催されました弊協会主催「ローヴィーガン・スムージー体験会」は、サロンならではのアットホームな雰囲気の中、「なぜローヴィーガン(生菜食)やグリーンスムージーを健康のためにおすすめするのか」、その理由をわかりやすくお話しをして楽しく学んでいただきました。2種類のグリーンスムージーの実演では作る際のポイントをお伝えし、そのあとはお楽しみの試食タイム!試食はグリーンスムージーだけでなく、ホールフードのローヴィーガンケーキ(ケーキの材料は生の果物、ドライフルーツ、それにナッツのみで、小麦粉や米粉、乳製品、甘味料、オイル、塩、カカオ、スパイス、香料など不使用の、焼かないケーキ)や、いろいろなローヴィーガンスナックもお出しし、大変喜んでいただきました。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。次回は9月開催予定! 詳細はココ
・関西国際空港リテールサービス社の社内研修講師を務めました!
関西エアポートリテールサービス株式会社の社内研修で垣本協会代表が「ベジタリアン・ヴィーガンの国際知識」と題するセミナーを行いました。内容はベジタリアンやヴィーガンの詳細な分類、欧米とアジアでの現状や、異なる地域から来日される外国人客への対応など多岐にわたり、パワーポイントを使ったセミナーは質問も含めて約1時間半となりました。関西の国際的な玄関口の関空でラウンジ事業を担当されているスタッフの方々は大変熱心に受講され、この内容が来日される外国人旅行客への「おもてなし」に活かされる役割の一端を担えたことに感謝申し上げます。(2024/2/20) 詳細はココ
・一卵性双生児を追跡するNetflixドキュメンタリーは、人々が肉食を止めるように促します!
「You Are What You Eat: A Twin Experiment」では、一卵性双生児を被検者としてヴィーガン食の健康調査を行いました。4部構成のドキュメンタリーシリーズは、アメリカに住む一卵性双生児の4組を8週間にわたって追跡したものです。それぞれのペアで、双子の1人は雑食性、もう1人は動物性を含まない食事をしています。8週間後、植物由来の双子は、雑食者よりもLDLコレステロール(「悪玉」コレステロールとして知られる)が有意に低く、内臓脂肪が大幅に減少しました。このドキュメンタリーでは、スタンフォード大学医学部が先月発表したランダム化比較試験(効果を公平に比較できる信頼性が高い試験)を視覚化することが出来るとしています。
(Plant Based News, 2024/1/4)
・韓国の国際認証機関IGSCの代表が表敬訪問されました!
国際的なベジタリアン・ヴィーガン認証ISO23662の認証機関で日本のベジタリアン・ヴィーガンJAS認証機関にも登録されている韓国IGSC(Institute of Global Sustainability Certification)が12月1日に弊協会を表敬訪問され、IGSC代表のリム博士、研究員のキム様、協会代表、事務局長の4人で意見・情報交換を行いました。IGSCは、韓国のソウルに本部を置く国際認証機関で、エコフレンドリーな社会に貢献することを目標にされています。今回は、奈良県で開催されたエコデザイン学会主催、資源・素材学会等共催の「エコデザイン国際会議」(事務局:大阪大学大学院工学研究科)にスピーカーとして招かれ、来日されました。
・医学博士と栄養学博士を招いての「秋季講演会2023」大盛況!
2023年11月19日(日)に、移転した新たな協会事務局のカンファレンスルームで開催された「秋季講演会」は人数制限を超え、会場でのご聴取をお断りせざるを得ないほどの反響でした。内容は、大学教授で看護学部長を務められた医学博士が絵本を用いた「終活」をテーマに、続いて、栄養学博士がこの10年の世界の系統的な学術レビューから、菜食の利点や改善すべき点などを解説されました。また、学会認定アドヴァイザーの2人に日本ベジタリアン学会プレゼンテーション賞が授与されました。詳細はココ